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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版
(2015年7月4日 2082号)

大阪平和委員会第59回定期総会が63人が参加(5月30日)

◆会員など3部門増勢のなか「戦争法案」阻止を決議
◆感想文より

青年学生部・学生協が企画・運営の「中東問題学習会」 (6月6日)

◆西谷文和さんの講演会
「戦争国家の危うさ解明」
◆感想文より

青年学生部・青年協第3回総会大盛況 (5月31日)

◆NPT再検討会議NY行動など
この1年間の活動について報告

 「海外派兵を許すな」集会 (6月7日 扇町公園)

◆解釈改憲による集団的自衛権の行使の容認は許さない

「戦争法案」廃案にむけて学習会が相次いで開かれる

◆《職場・地域で学習会》

これが「戦争法案」だ

◆《「戦争法案」の全体像》
◆3つの重大問題

●「STOP安倍政権」東京集会報告(6月13日)● 若者憲法集会&戦争立法に反対する渋谷デモ(14日)

◆大集会に全国から16000人が集う
◆横断幕やプラカード、鳴り物を持ち、とても賑やかでエネルギーに満ち溢れた渋谷デモ


◆下記の要請文書を自民、公明両党と両党首に送付しました。

ウクライナへの軍事介入を中止せよ
大阪平和委員会第59回定期総会が63人の参加で開催されました(5月30日)

会員など3部門増勢のなか
「戦争法案」阻止を決議

 大阪平和委員会第59回定期総会が5月30日(土)63人の参加で開催されました。

 総会に先立ち、辰巳孝太郎日本共産党参院議員、岩月康範日本平和委員会事務局次長、橋本敦名誉会長、河戸憲次郎奈良県平和委員会事務局長の来賓4氏 が連帯の挨拶をしました。

 次いで、西晃副会長(弁護士)が「『戦争法案』の本質と問題点」について講演。山本訓子青年学生部副委員長が2015辰巳孝太郎参議院議員が挨拶年NPT(核拡散防止条約)再検討会議に向けたNY行動参加を写真を用いて元気に報告。

 続いて総会。上羽事務局長がパワーポイントで、2月7日女性委員会企画「有馬理恵ひとり芝居」の成功や5月17日住民投票勝利など1年間の活動経過の報告および向こう1年間改憲・戦争法案や辺野古新基地建設の阻止に全力をあげる方針を提起。

収支報告。2015年度予算の吉田事務局次長が2014年度提案では「会員の皆さんの奮闘で会員・新聞・理論誌の読者が増え、青年学生部・青年協などの活発な運動に見合う組織活動費増額など積極的な予算配分をおこなっている」と述べました。

 この後討論に入り、2団体と関西共同印刷所など9基礎組織の代表が発言。特に西淀川の中村さんと今村さんのビレッジ(村)コンビが、「住民投票」に向けて「都」構想の本質を暴くために街角で披露した「漫才」のさわりを実演した時には大爆笑と拍手。

 最後に2015年度活動方針と予算の承認、役員選出がされた後、総会決議が採択されました。次はその一部。

「 ……戦争国家の法的基盤が「戦争法案」、物的基盤が沖縄基地・辺野古新基地建設という関係にあります。ただちに広範な人々にこの危険な関係について創意工夫を凝らし知らせていけば、国民の反対世論を圧倒的に広げていくことは可能です。大阪平和委員会と基礎組織は、この夏、全力で反対世論を高める活動に足を踏み出し、「戦争法案」廃案と辺野古新基地建設阻止に追い込む決意です」


《大会参加の感想文より》
来賓の辰巳孝太郎参院議員の「戦争法案」の審議をめぐる安倍内閣の閣僚たちのおたおたぶりを伝える国会報告がわかりやすかった。
西弁護士の講演で「戦争法案」の危険な企みがよくわかった。もっと皆に知らせることが大事。
西淀川の「おばちゃん漫才」 は面白かった。
青年のNPT再検討会議参加報告の写真の中で、一緒に参加させてもらっていた娘を見つけてうれしかったです。

青年学生部・学生協が企画・運営の「中東問題学習会」 (6月6日)

西谷文和さんの講演会

「戦争国家の危うさ解明」


 中東問題講演会が6月6日(土)夜、大阪市内で今注目のジャーナリスト西谷文和さんを招き開かれました。

 西谷さんは、英米対ロシアの経済的利害が絡むシリア内戦の真実や、米国によるイラク戦争で敗れ追放されたフセイン政府軍に起源をもつIS(イスラム国)の正体について説明。そのイラク戦争は大量破壊兵器の存在と言う嘘で始まった。今、日本でも安倍政権が「平和と安全」のためと言う嘘で米国の戦争のために集団的自衛権の行使を可能とする「戦争法案」を国会で成立させようとしている。これは国力と軍事力の衰えた米国を手助けするため自衛隊員の血と命を捧げるための法律で、ぜひ止めようと呼びかけました。

 48人が参加したこの催しは、すべて青年学生部・学生協が企画・運営したもので、西谷さんの好意と協力で実現しました。


《感想文より》
後藤健二さんの事件を利用して集団的自衛権行使や改憲をしようとするのは本当に許せない。
ISがなぜ台頭してきたのか?マスコミが報道しない本質、背景を知ることができました。
戦争は儲かる。嘘をついてでもしたい。このどちらとも対抗していく必要がある。


青年学生部・青年協第3回総会大盛況 (5月31日)
NPT再検討会議NY行動など
この1年間の活動について報告

 青年学生部・青年協は5月31 日(日)午後、27人の出席で総会を開催しました。

 総会では、山本訓子さんが写真を使って4月25日からのNPT再検討会議NY行動などこの1年間の活動について報告。それに各イベント参加者が追加コメントをする体裁をとりました。また、最後に、来年の参院選大阪選挙区予定候補の日本共産党わたなべ結さん(青年学生部会員)が記念講演を行いました。

 「海外派兵を許すな」集会 (6月7日 扇町公園)
解釈改憲による集団的自衛権の
行使の容認は許さない

 6月7日(日)扇町公園で4000人の参加で開かれました。集会では、松葉知幸大阪弁護士会会長が「解釈改憲による集団的自衛権の行使の容認は許さない」と挨拶した後、社会学者の上野千鶴子さんが「私たちは親の世代に『戦争はなぜ止められなかったか』と言ってきたが、この法案をとめなければ、今度は私たちが将来『こんな日本に誰がした』と責められる」と述べました。

 集会後、大阪平和委員会は、この日のために新調した横断幕を先頭にして多くの基礎組織の幟を立てて「立憲主義は壊さんといて」「平和憲法は宝やで」と沿道に向かってコールしながら大阪市役所まで歩きました。


「戦争法案」廃案にむけて学習会が相次いで開かれる

《職場・地域で学習会》

 今、「戦争法案」について知りたいという動きが府下で広まっています。それは日本平和委員会発行の「STOP!戦争立法」パンフの普及数が全国一の2600部に達していることやと上羽事務局長を講師にして学習会が相次いでいることに表れています。

旭区例会(6月5日)西淀川(植田大阪安保事務局長講師)6月1日
大阪市地区協幹事会4日
旭区例会5日
大阪市教東南支部12日
天王寺19日
東淀川区日本共産党後援会年次総会27日

 安倍政権は、国会を9月27日まで会期延長して法案成立を狙っています。「知は力」、パンフの普及と学習会の開催の両輪で府民の間に「戦争法案」の危険な狙いを知らせ、反対世論を高めて廃案に追い込みましょう。


これが「戦争法案」だ

 《「戦争法案」の全体像》

【一括法「平和安全法制整備法」=10本の改定案】
・武力攻撃事態法改正案 「存立危機事態」に集団的自衛権行使を可能に
・重要影響事態法(周辺事態法を改定) 「重要影響事態」に米軍を地球規模で支援
・国際平和協力法(国連平和維持活動=PKO協力法を改正)
   「非国連統括」型の任務追加、武器使用権限の拡大
・自衛隊法  在外邦人救出、米軍の武器防護など可能に
・船舶検査活動法 「重要影響事態」で日本周辺以外での船舶検査可能に
・米軍等行動円滑化法 
「存立危機事態」での米軍や他国軍への物品・役務提供を追加
・海上輸送規制法 「存立危機事態」での敵国軍用品の海上輸送規制を追加
・捕虜取り扱い法 「存立危機事態」での捕虜の取り扱いを追加
・特定公共施設利用法 米軍以外の他国軍も日本国内の港湾などを利用可能に
・国家安全保障会議(NSC)設置法
 NSCの審議事項に存立危機事態などへの対処を追加

【新法】 国際平和支援法(派兵恒久法) 海外で自衛隊が他国軍を後方支援する

3つの重大問題

①イラクでも「戦闘地域」に派兵、「後方支援」が可能に→「必ず戦死者がでる」
②危険な「治安維持」に道 PKO法改定で「停戦合意」がなされていても、戦乱が続 く地域に自衛隊を派遣、武器を使った治安維持活動が可能に→民間人を殺傷する恐れ
③集団的自衛権で武力行使 先制攻撃の米国の戦争に参加する危険性


「STOP安倍政権」東京集会報告(6月13日)
若者憲法集会&戦争立法に反対する渋谷デモ(14日)

「STOP!安倍政権大集会」に
全国から1万6千人が集う

 「STOP!安倍政権大集会」が6月13日(土)、東京の臨海広域防災公園で開催されました。会場には全国から1万6千人が集まり、安倍政権に対する怒りの熱気で包まれました。

 集会では幅広い年齢層と各界各層の人々が今の安倍政権によって引き起こされている戦争する国づくりや格差・貧困問題について訴え、皆で力を合わせて闘っていこうと呼びかけ、連帯意識が深まりました。

 集会後は「ストップ!ストップ!安倍政権!」と叫びながら長蛇の列を作りパレードをしました。


若者憲法集会&戦争立法に反対する渋谷デモ

 14日(日)は複数の青年団体が共同企画した「若者憲法集会&戦争立法に反対する渋谷デモ」が行われました。戦争、憲法、沖縄、LGBT、労働問題、新自由主義などのテーマで分科会が行われた後、全体集会には1300人の若者が会場に集結。集会では元自衛官や国際人権NGOの方が実際の経験をふまえ、戦争がいかに残虐で恐ろしいものであるかを話し、日本を戦争する国にしようとする安倍政権と戦争法案を強く批判しました。その後、全国各地の若者が活動報告&思いを発言しました。

 渋谷のデモには去年の4倍の3500人が参加し、センター街を埋め尽くすほどでした。サウンドカーを先頭にアップテンポなリズムにのりながら、「憲法守れ」「戦争反対」「安倍はやめろ」などコールし、それぞれ横断幕やプラカード、鳴り物を持ち、とても賑やかでエネルギーに満ち溢れたデモでした。

 この間の運動を通して実感したことは、今の安倍政権に対する国民の怒りは日に日に大きく膨れ上がっており、抗議の声をあげる人も飛躍的に増えていっているということです。今まで無関心というレッテルを貼られていた若者たちも次々に立ち上がり、主張し始めています。私たち国民の力をさらに大きく強固なものにして、戦争法案を必ず廃案にし、安倍政権を退陣に追い込みましょう。

青年学生部 山本訓子