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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版
(2017年1月25日 2128号)

2017年新年の抱負

 ◆「幸せ感じられる社会を」
 青年学生部 壽山玲子
◆「憲法28条が私の力」
 天王寺平和委員会 吉田一江

西淀川平和委員会第4回総会を33人の参加で成功させました

◆西淀川グルメ総会(12/16)

和泉平和委員会第11回総会を18人の参加で開催

◆和泉総会しっかり学習(12/24)

クリーン作戦に便乗 広報活動と自衛官募集(12/4)に抗議

◆和泉平和委員会が抗議申し入れ(12/14)

北区「平和のつどい」(12/8)

◆講演と映画「還ってきた日章旗 帰らぬ父たち」鑑賞

沖縄連帯行動強く(1/16)

◆18人で近鉄上本町駅頭で寒風のなか沖縄連帯行動

福山功勝さんのヤンバル通信№8

◆2月7日と12日の上映会で報告します

今月の言葉

◆「若者たちが押し潰されようとしている」
「平和新聞」大阪版PDF版
◆2128号大阪版(2017.1.25)
◆2127号大阪版(2016.12.25)
◆2124号大阪版(2016.11.25)
◆2122号大阪版(2016.11.5)
◆2119号大阪版(2016.9.25)
◆2116号大阪版(2016.8.25)
◆2114号大阪版(2016.7.25)
◆2111号大阪版(2016.6.25)
◆2109号大阪版(2016.5.25)
◆2104号大阪版(2016.3.25)
◆2101号大阪版(2016.2.25)
◆2098号大阪版(2016.1.25)
◆2097号大阪版(2015.12.25)
◆2094号大阪版(2015.11.25)
◆2092号大阪版(2015.10.25)


2017新年の抱負

 幸せ感じられる社会を

 青年学生部 壽山玲子 

 青年学生部委員長としての活動を昨年9月で一旦休み、10月26日無事女の子を出産しました。

 こどもは泣いてお乳を飲むだけでしたが、私を追視し笑うようになりました。感情ができて成長していく過程に驚きながら、毎日楽しく育児をしています。

 母になり、命は尊いものだと更に感じるようになりました。ひとりひとりが尊重され、幸せを感じられる社会をつくってこどもたちに手渡すための活動を絶やさず続けたいと思います。
 

 憲法28条が私の力

 天王寺平和委員会 吉田一江

 「にっぱち」と聞けば、医療労働者なら1970年代に大闘争となった「看護師2人以上、月8回以内夜勤」のたたかいを思い浮かべる。

 私にはもう一つ、憲法28条が「ニッパチ」として心に強くやきついている。労働者として生きた41年の間で、1985年におこった全日赤大阪労働組合の団交拒否事件が私の人生を変えた。労働組合つぶし目的で行われた夏期一時金団交拒否と労働組合の全ての要求に対して一切の交渉を行わないという攻撃は7年間続き、地方労働委員会、地裁、高裁、最高裁までいって、11回の判決が出され全てにおいて、私たち労働者が勝利した。病院経営者は第2組合を利用しながら、労働者分断と賃金差別、組合員差別を個人に直接かけてきたが組合員は毅然とたたかった。眠れない日が続き、苦しく、きびしいたたかいの中で唯一のささえは憲法28条であった。この条項は労働者の権利を守る労働三権=団結権・団体交渉権・団体行動権である。労働者を裏切らないで、人としてまっすぐに生きることを教えてくれた。今も私の生きる力となっている。

 そして何よりうれしいことは、労働組合がつぶされず、結成70年の全日赤大阪赤十字病院労働組合が今も職場に存在し、労働者を守り患者さんの命を守る先頭に立っていることだ。

西淀川平和委員会第4回総会を開催(12/16)

西淀川グルメ総会

 西淀川平和委員会は、昨年12月16日夜第4回総会を33人の参加で成功させました。
最初に、中村事務局長が「731部隊などの日本の侵略戦争を辿る 中国東北部(旧満州)旅行記」と題して報告。ハルビンの731部隊跡地や安重根記念館など豊富な写真を使って日本の侵略戦争の痕跡を訪ねたツアーについて語り、再び 戦争する国にしないため頑張ろうと呼びかけました。同行した竹本、今村さんも感想を述べました。

 次に大阪平和委員会からかけつけた片方副会長などが連帯の挨拶を行った後、乾杯し朝から準備されたおでんなどおいしい手料理に舌鼓を打ちました。とくに、会員の2人のお孫さんも来ていて、おでんをお代わりする姿がほほえましく印象的でした。

 そして、おなかが膨れたところで総会。
 矢野事務局員が毎月重ねてきた「戦争法廃止!」ドラムデモなど1年間の活動報告と今後の方針について報告。「学ぶことを中心に据え、その中で仲間を増やすこと」が西淀川の活動スタイルと強調し、あと30人以上増やし150人の会にしようと呼びかけました。

 次いで、8人の役員が選出された後、参加者交流に移りました。 
 西淀川から大阪城までマラソンをしたという未会員、父親が731部隊所属だったという会員、診察を終え聴診器を胸にかけたまま挨拶をする穐久会長、多彩な人間模様と活動が示された総会でした。
 西淀川らしく、この総会を通して会員2人・新聞読者1人の仲間が増えました。


和泉平和委員会総会と信太山演習場の監視活動

和泉総会しっかり学習

 
和泉平和委員会は12月24日、第11回総会を18人の参加で開催。

 総会には片方大阪平和委副会長、近藤理事長が出席しそれぞれ挨連帯挨拶を行いました。また、上羽事務局長が例年通り情勢報告を詳しく行いました。

 議事では、浅田事務局長が信太山演習場の監視活動を行い、市民に知らせるとともに、市管理職員への自衛隊体験入隊や沖縄高江での府機動隊員の暴言に抗議する活動など行ってきたことを報告し、その後活発な討論を行いました。

 最後に、新年度役員=小川会長、大澤・寺田両副会長、浅田事務局長が選出されました。


クリーン作戦に便乗、自衛官募集に抗議

 

 12月4日和泉中学校で「第14回ふれあいクリーン作戦」が行われた際に、学校で地元の信太山自衛隊員が炊き出しを行うとともに、自衛隊の広報だけでなく、自衛官募集を行っていたことに参加者の中から疑問の声が上がりました。

 これを受け、和泉平和委員会は14日小川会長名で「今回の和泉中学校での自衛隊員の炊き出しを利用した学校での『自衛官募集』については極めて問題がある」と和泉市長に申し入れを行いました。

 また、会員の早乙女日本共産党市議も市議会において、この問題を取り上げ「このイベントにおいて自衛隊テントが設置され、『自衛隊高等工科学校の生徒募集』と合わせ『自衛官募集中』ののぼりが出され、『自衛官募集』が行われていたことについて、教育委員会は把握しているか」と一般質問。

 教育委員会「小中学生に対する募集チラシ等を配布し、学校において小中学生に対し募集活動を行うことは好ましくないと認識しています」。

北区平和委員会が学習と映画鑑賞(1/25)

北区平和のつどい

  北区平和委員会は、12月8日区内で「平和のつどい」を15人の参加で開催(北区ネットワークが後援)しました。

 一部で上羽事務局長が、「日本の若者(ジャクシャ)を戦場に送らないために」というテーマで報告しました。

 貧困世代と呼ばれる約3600万人の日本の若者たちの置かれた現状―学生の二人に一人が卒業時に奨学金返済のため平均300万円もの借金を背負う。正社員となり、マイホーム主義と言われる生活を営むライフコースは、70%以上の若者には手が届かない。そしてこの若者たちに「経済的徴兵制」 が待ち受けている。

 二部では「還ってきた日章旗 帰らぬ父たち」というDVDを鑑賞。
 71年前のこの日に始まった太平洋戦争を振り返り、平和とは何かを考えるいい機会となりました。

上六近鉄前で全国統一署名宣伝行動1/16)


沖縄連帯行動力強く
―18人で全国統一署名30筆集約―

 大阪平和委員会は、1月16日昼間、近鉄上本町駅頭で寒風のなか沖縄連帯宣伝行動を実施しました。

 近藤正・大阪平和委員会理事長は、回収された墜落機オスプレイの残骸写真を掲載したチラシを紹介しながら「米海兵隊のオスプレイの墜落事故の現場は米軍が規制し、沖縄県知事も名護市長も海上保安部もマスコミも入れず、事故原因究明の証拠となる機体は米軍によって回収された。これは米軍に特権を与えた日米地位協定に基づく行動だ。さらに県民の中止要求を無視し、6日後にはオスプレイの飛行を再開、1月6日には空中給油訓練も強行した。いったいこれで日本は独立国と言えるのか」と訴えました。

 50歳代後半の男性は「前からこの署名は協力したいと思っていた」とこころよく、また50歳前後の女性は「こんな寒い日にごくろうさん。風邪ひかんといてね」と労をねぎらいながら、署名してくれました。

 この行動には、天王寺、生野、東大阪各平和委員会と大阪平和遺族会から計18人が参加し、「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」が計30筆集まりました。

福井功勝さんの「ヤンバル通信」№8

「平和と民主主義の日本をつくるため、
今年もよろしくお願いします」

 あけましておめでとうございます。

 平和と民主主義の日本をつくるため、今年もよろしくお願いします。

 さて、昨年の沖縄の闘いは、7月10日の参議院選挙で、新基地建設反対を掲げたイハ洋一さんが圧勝。その喜びに沸いた翌日から様相が一変しました。

 たたかいの場が、辺野古から東村・高江に移りました。安倍内閣の暴虐の限りを尽くした弾圧が始まりました。高江の森の破壊。本土から屈強の機動隊500人を動員し、暴力、差別発言なんのその、違法無法の振る舞いで、とにかくオスプレイパッドを完成させました。

 12月22日、名護の万国津梁館で行われた政府主催の「米軍北部訓練場返還式」には、翁長知事は抗議のため欠席。政府の派手な宣伝にもかかわらず、空席の目立つ白けたセレモニーでした。

 その10日前、名護の東海岸、安部(あぶ)にオスプレイが墜落。懸念していたことが「絵に描いたような現実」となりました。露骨で無惨な日米両政府の従属関係と本音をまたもや見せつけられました。

 一方22日の夕刻、名護市内で開かれた「オスプレイ墜落緊急抗議集会」には、翁長知事の出席のもと4200名の県民が参加。会場は人で溢れ、沸き返るほどの熱気に包まれ、知事入場の際には、大きな手拍子がしばらくの間鳴りやまず、あちこちから口笛の音が飛び交い、鳥肌が立つセレモニーでした。

 日米両政府の「空威張り」ともいえる愚行は、長く歴史に残ることでしょう。

 今年の闘いは、再び辺野古の埋め立て工事阻止に移ります。辺野古の海は、再びフロート(浮具)の設置が防衛局の手で始まりました。日本最大級の掘削船を投入しボーリング調査を始めるつもりです。現場では建設に反対するため、抗議船とカヌー隊で監視活動を強めています。基地内のセメントプラント建設も阻止せねばなりません。連日、辺野古のキャンプシュワブ上空を、オスプレイが低空飛行訓練をし、飛行ルートの付近の住民や専門学校の生徒から怒りの声が上がっています。いまだ事故原因が明らかになっていないのに訓練を許す民意無視の壁、安倍政権を一日も早く瓦解させましょう。
 

回 文 「壁安倍か」(かべあべか)
    (英語の回文 Madam, I' m Adam)



今月の言葉―

「若者たちが押し潰されようとしている」

すべての先進国に共通する特徴の一つは、若者たちが社会的にも経済的にも圧し潰されようとしていること。中でも厳しい状況に置かれているのが、イスラム圏を出身地とする若者たちです。イスラム恐怖症は、経済的に抑圧された若者を社会から疎外させ、事態をより深刻にしています。

(『問題は英国ではない、EUなのだ』
エマニュエル・トッド著 文春新書)