平和の鐘つきと「はだしのゲン」上映会、商店街での宣伝署名行動などにとりくむ(8/6)
からほりピースフェスタ2023
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8月6日(日) 大阪平和委員会も一翼を担う「からほりピースフェスタ2023」が実施されました》
昨年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻してから1年半が経過しました。その間、核の使用の脅威が高まり、日本でも核兵器の共有や軍事費の倍増、敵基地攻撃能力の保持、自衛隊基地の強靭化など、アメリカと一緒に戦争する準備がすすめられています。
5月に開かれた広島サミットでは、広島で開催されるのだから核兵器禁止条約について具体的な行動提起がされるものと多くの方が期待しました。ところが核兵器の禁止ではなくて「核の抑止論」、軍備の拡大が話し合われました。
「このままでは戦前へ逆戻りしてしまう。被爆者の実相を知ってもらいたい」とピースフェスタで『はだしのゲン』の上映会を企画しました。
広島に原爆が投下されて78年、私たちの街でも平和を守る行動をしたいと妙徳寺で18年前から8月6日に平和の鐘つきが行われています。
6日当日は、平和の鐘つきと上映会、商店街での宣伝署名行動に取り組みました。映画会が終了した11時30分には、妙徳寺にたくさんの方が鐘つきに来られ、映画の感想を語っていかれました。
*涙が止まらなかった、現実はもっと悲惨だったと思う。多くの方にこの映画を見てもらいたい。
*私の地元でも映画会をやりたい。親子、兄弟の関係についても勉強になった。
*幼子をつれて鐘つきに来られたお父さんは「この子の将来がゲンのような時代にならないようにしたい」と。
*暑い境内でマンガ本はだしのゲン9と10巻を読んだ男性もいました。
平和新聞大阪版7月号より
《八尾集会》大軍拡・大増税NO!集会成功
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7月1日、早朝までの大雨も上がり、午前10時、「平和・いのち・くらしを壊し若者の未来を奪う大軍拡・大増税NO!八尾市民集会」が120名以上の参加で開催されました》
会場は八尾自衛隊駐屯地から350mしか離れていない公園です。駐屯地の近くには、こども園(保育所)や小・中学校、公営住宅があります。
集会では、清水ただし前衆議院議員が国の大軍拡政策によって日本が戦争に巻き込まれる危険性が高まったこと。戦争の準備ではなく、みんなが幸せになる道を目指そうとのお話がありました。続いて田中裕子八尾市会議員から、市民に知らされないままに進められようとしている八尾駐屯地の強靱化の動きについての説明と市議会での追及の報告がありました。
リレートークでは青年のNさんが「130年間、戦争の研究をしてきた学者によると、2国間の関係で、武力の準備を1国が推し進めると、80%が戦争になる。逆に、何もしなければ96%戦争にならない、といっていたが、敵基地攻撃や軍拡は絶対ダメ!」と発言。地元の方から「孫たち3人は園から駐屯地が見えるほど近い保育所に通っていることに不安を感じながら暮らしている」。子育て真っ最中のお母さんは「こども園が出来るとき、基地の騒音が心配だった。でも今は、命の危険を感じている。誰を守るための戦争準備なのか?自衛隊は本当に私たちを守ってくれるの?」と不安と怒りの声が続きました。
最後に「大軍拡をやめ、平和外交とくらしを守る要求書」を採択し、その後JR志紀駅前に移動し、署名活動を行いました。
《日本平和大会》全国大会で大阪が大活躍
日本平和委員会は、6月24日と25日の二日間定期全国大会を開催しました。コロナ禍の中、オンライン開催となり、234個人が視聴・参加しました。
大阪からも多数が参加し、全体討論での発言や分科会の運営などで大きな役割を果たしました。
ここでは片方真佐子大阪平和委員会副会長と青年協議会の岩本悟さんの発言を紹介します。
《片方副会長》
「日本平和委員会女性委員会は、多様な家族、家庭内の平等などを定めた憲法24条に改めて注目.自民党改憲草案は、国家権力が家庭のあり方まで介入する内容です。
この問題について女性委員会が呼びかけたウェブ学習会は200人が視聴し、大盛況でした。
岸田首相の少子化対策について、働く女性からは『保育所増やせ』「男性の育休消化に数値目標をつくって少子化対策なんて笑止千万」という声が上がっています。女性や青年が政治に関心を持つ活動と、平和とジェンダー平等の政策を実現する世論を広げていきたい」
《岩本悟さん》
「青年分野の活動と世代継承については、仕事や子育て、学業の忙しさといった困難があります。昨今の青年委員会は子どもも一緒に参加して開かています。こうした困難のなか、自分が活動してい
る理由を振り返ると、原水爆禁止世界大会や日本平和大会、3・1ビキニデー集会への参加といった大阪平和委員会の粘り強い働きかけと、自分の意見を尊重してくれた青年部の仲間が大切な存在だったと思います。私は面倒さや大変さと同時に楽しさもある活動を通して変わることができました。ともに励まし合いながら頑張りましょう」
《国民平和大行進》大阪府内行進(6/30~7/7)
6月30日午前11時45分から柏原市役所前の大和川河川敷において奈良から大阪への2023年国民平和大行進の引継ぎ集会が100人で実施されました。
この集会には大阪平和委員会から上羽事務局長と吉田事務局次長の2人が「大阪平和委員会」の幟を持って参加しました。
集会後、80人が様々な団体・組織の幟をもって八尾市役所まで歩きました。
7月7日までの8日間「日本政府は核兵器禁止条約への署名・批准を」と訴えながら府内平和行進が続きました。
大阪市天王寺区内で第67回定期総会を37人の出席で開きました(5月14日)
大阪平和委員会第67回定期総会を開催
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翌日が沖縄が日本に返還されてちょうど51年目に当たると言うこともあり、沖縄連帯の熱を帯びた総会となりました。近藤理事長の司会のもと、最初に西晃会長(左下写真壇上)が恒例の憲法講演を行いました》
《感想文の紹介》
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「地震、殺人など心を暗くする社会の中、現状をふまえて講演をしていただきありがとうございました。憲法第7章の財政民主主義、第83条~91条の話がよかったです。建設国債を軍艦建造に使うとはおかしい。軍事費増額に反対しましょう。累積長期債務が非常に気にかかります」
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「沖縄で地に足をつけて運動している人が多くなっているという話に励まされました。阿波根しょうこうさんの『耳より上に手をあげない』『沖縄人同士はケンカをしない』『相手の立場を尊重しながら自分たちの主張を通す』など沖縄のたたかいを教えていただきました」
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「西南諸島のミサイル配備について危機感を持っていましたが、『攻撃目標になってしまう』ということが現実味を帯びてきたと思いました。一般マスコミがほとんど報道しない中、私たちの運動を広げることが大事だと決意しました」
次に25名の物故者に黙祷を捧げました。
次に片方副会長、岩本副理事長が議長に選出され、議事に移りました。
まず上羽事務局長が、パワーポイントを使って、ロシアによるウクライナ侵攻やアベ「国葬」に対する抗議行動など1年間の活動を振り返ったあと、方針提案を行いました。
続いて吉田事務局次長が2022年度の収支報告と新年度予算の提案、加藤秀雄さんが会計監査報告を行いました。
休憩後討論に移り、地域から元気あふれる取り組み報告がなされました。
都島、東住吉、.高槻・島本、西淀川、堺、東大阪、ミナミ、八尾、天王寺、青年学生部などが発言しました。
この討論のあと、2022年度活動総括・収支、2023年度活動方針・予算案および役員案が全員の拍手で承認されました。
仲間づくり顕彰では図書カードが贈られました。
選出された役員は以下の通りです。(敬称略)
◇会長―西 晃 ◇副会長―岩田幸雄、片方真佐子、山本陽子
◇理事長―近藤正◇副理事長―亀井明子、岩本悟、中村玉枝
大阪原水協―元気あふれる5月度の6・9行動実施
大軍拡・大増税許すな!辺野古新基地建設中止を!
ウクライナに平和を!
《5月度の6・9行動~天王寺平和委員会からも沢山の仲間が駆け、元気あふれる宣伝行動となる》
大阪原水協は5月9日午後12時から50分間にわたり、5月度の6・9行動を14人の参加で実施しました。
好天に恵まれ、天王寺平和委員会からも沢山の仲間が駆けつけてくれ、元気あふれる宣伝行動となり、「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」が20筆よせられました。
この行動は、三宅良夫大阪憲法会議事務局長の司会ですすめられ、橋口大阪原水協事務局長、上羽治雄大阪平和委員会事務局長、清水正日本共産党前衆議院議員の3人がマイクを通して「ヒロシマ・ナガサキをくりかえさないために、日本政府は核兵器禁止条約に署名、批准を」と訴えました。
上羽事務局長は、10分にわたりおおむね次のように訴えました。
「米誌『ブレティン・オブ・サイエンティスト』は1月24日、核戦争や気候変動といった脅威を分析し、人類滅亡を午前0時に見立てた「終末時計」の残り時間を『90秒』」と発表。昨年までの3年間は1947年の創設以来、100秒を維持していたが、ロシア
によるウクライナ侵攻を受けて更新した。終末時計は科学や安全保障の専門家が過去1年の世界情勢に基づき、比喩的に決めた人類滅亡までの残り時間を毎年発表している。昨年は核兵器の高度化や気候変動の進展、米大統領選をめぐる陰謀論などインターネットでの誤情報拡散をリスクに挙げた」
「岸田内閣は安保3文書で日本を戦争する国にかえようとしている。そのため防衛費を昨年の5.4兆円から一気に10兆円超へ倍増しようとしている。岸田政権の戦争準備に反対し、憲法と非核平和を守りぬきましょう」。
《ロシア領事館前》&《JR京橋駅前》ダブル・スタンディングで抗議行動を実施
2.24ロシアのウクライナ侵略から丸1年
《豊中のロシア総領事館前》
2月24日ロシアがウクライナに侵攻して丸一年・・・・
大阪平和委員会は府下の民主団体に呼びかけて、豊中市内にあるロシア総領事館前で午後1時から30人の参加で、さらにJR京橋駅前で午後3時から各40分間にわたり、ウクライナからの即時撤退を求めるスタンディングを40人の参加で行いました。
豊中の行動では、大阪平和委員会の上羽事務局長がプーチン大統領あての「ウクライナへの軍事侵略即時中止を求める」要請書を読み上げました。そのあと、上羽事務局長はこの要請文と「ロシアは戦争やめろ」の大見出しの下に沢山の人が書いてくれたメッセージが満載の横断幕をロシア総領事館の郵便ポストに投函しました。

《JR京橋駅前》
JR京橋駅前の行動には大阪労連、大阪革新懇、大阪憲法会議などの諸団体から40人が参集。
上羽事務局長が要請して参加してくれたウクライナ女性がマイクを持って「家族がウクライナにいて、日々恐怖のなかで暮らしている。今すぐ戦争を止めて欲しい」と駅前を行く人たちに訴えました。
この行動には東大阪平和委員会からもも参加。自らがウクライナ旅行で撮った写真を20枚ほど紹介しながら、戦争反対を訴えました。
また、この行動には都島平和委員会からも上野登喜子会長らが参加してくれました。


2023年新年の抱負 《近藤正 大阪平和委員会理事長》
2023年は反転攻勢の年に!

おめでとうございます。
昨年は、念願の「青い星」を上梓しました。故畑田重夫先生をはじめ多くの方々のご協力の賜物です。ご笑覧頂ければ幸いです。
3年におよぶコロナ禍で苦しむ国民の暮らしや経済の再建、外交・安全保障、エネルギーなど国の進路をめぐる重大問題が問われる年になります。春の一斉地方選挙は世直しの政治決戦の場です。
今こそ、平和の出番。旺盛な運動を進めるためには、力強い平和の仲間が必要です。「一歩前進二歩後退」の現状から1日も早く脱し、反転攻勢の年にしようではありませんか。
心ひとつ政治革新遂げる春 正
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