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とりくみ予定・新着など

◆「平和新聞」大阪版
(2016年3月25日 2104号)

韓国青年ツアーと和やかに交流(2月26日)

◆日韓親善誓い合う 王仁博士歌碑前で

大阪平和単独で2000万人統一統一署名行動(3月15日)

◆空堀商店街で5名が参加

米軍艦入港抗議行動(2月24日)

◆南港J岸壁に入港の米軍艦ブルーリッジ入港抗議行動に30人

3・1ビキニデーに大阪平和委員会からも参加(2月29日~3月1日)

◆全国から1500人、大阪から36人が参加。

3.5「原発事故被災者と連帯し原発ゼロを目指し、原発再稼動に反対する」集会開かれる(3月5日)

◆集会に850人。終了後、西梅田までパレード。大阪平和委員会からも多数が参加。

大阪青年沖縄ツアー(2月19日~21日)

◆飯田正樹さんの参加レポート

天王寺平和委員会が総会開催(2月20日)

◆「大坂夏の陣」戦国の世に終止符を打った平和から学ぶ~講演 by 渡辺武さん~

《今月の言葉》
「大学生は金融業者の顧客」

「平和新聞」大阪版PDF版
 (8月号より掲載しています)
◆2104号大阪版(2016.3.25)
◆2101号大阪版(2016.2.25)
◆2098号大阪版(2016.1.25)
◆2097号大阪版(2015.12.25)
◆2094号大阪版(2015.11.25)
◆2092号大阪版(2015.10.25)


◆下記の要請文書を自民、公明両党と両党首に送付しました。

ウクライナへの軍事介入を中止せよ
韓国青年ツアーと和やかに交流(2月26日)

 韓国青年ツアーと和やかに交流

◆日韓親善誓い合う 王仁博士歌碑前で 

 1日目―大阪平和委青年学生部学生協と民青大阪府委員会は、2月26日スタディツアーで来阪した興士団(フンサダン)の青年学生たち14人の歓迎夕食会を平和委事務所で開きました。

 これに先立ち、興士団のメンバーたちは、元大阪城天守閣館長・渡辺武氏の案内で大阪城天守閣博物館と城内の戦跡を巡り日本の近世から近現代に至る戦争の歴史の実相に触れました。

「韓国語をもっと勉強したい!」 歓迎夕食会は午後6時半、司会の川添健真民青委員長による歓迎の挨拶で始まり、たこ焼き、巻きずし、野菜サラダ、お茶と和菓子をいただきながら自己紹介や第2回大阪青年沖縄ツアー(2月19日~22日)の報告が行われました。早朝4時韓国出発ということを考慮して夕食会は午後8時すぎ閉会。

 ところが日韓の青年たちはまだもう少し交流したいということで、テーブルを片付けてから二つのグループに分かれてチャット(歓談)。「安倍首相は大嫌いだが、アニメ『じゃりン子チエ』のテレビ放映など日本文化に子ども時代から接しているため日本嫌いの青年はむしろ少数…」「韓国では徴兵制度があるた恋人と自由に会るため恋人と自由に会えない…」など9時半すぎまで自由闊達な交流が行われました。

 2日目―27日午後、森田敏彦会員の案内でコリアンタウン散策。日韓親善のシンボル・王仁博士の歌碑前では、参加者全員が拍手で改めて日韓友好を誓いあう印象的なシーンがありました。その後平和委事務所に集まり討論会。

 韓国の青年が5つのキーワード「7放(棄)世代」「資格・能力」「恋愛」「旅行」「旧日本軍『慰安婦』問題合意」(昨年12・28)について報告。特に韓国には、恋愛・結婚・出産をあきらめた「3放(棄)世代」、さらにマイホームと家庭をあきらめた「5放世代」、さらに夢と希望をあきらめた「7放世代」という青年を取り巻く厳しい社会状況があるとの報告には、大阪の青年は他人事とは思えませんでした。

 次に大阪の青年が「12・28合意」について良識ある人たちは被害者への謝罪が伴わない不十分なものと見ていると日本での反応について報告。その後3グループに分かれて討論会。そして送別会で2日間の全日程が終了

空堀商店街で統一署名行動(3月15日)

戦争法の廃止へ 大阪平和委統一署名行動 

対話のはずむ署名行動 大阪平和委は3月15日昼、空堀商店街で「『戦争法』廃止を求める2000万統一署名」行動を5人で実施。上羽事務局長が、日本平和委のリーフを掲げ、「戦争法の施行が迫っているが、5野党が2月19日〝『戦争法』廃止法案〟を提出した。この署名はその動きを後押しする大事な署名だ」と道行く人たちに協力を求めました。30分の行動で計12筆の署名が集まりました。

 この行動は沖縄連帯を兼ね辺野古新基地反対を訴える日本平和委発行の沖縄連帯ビラも配布しました。

米軍艦入港に労働組合、平和団体の30人が抗議行動(2月24日)

 米軍艦ブルーリッジ入港抗議行動

 2月24日午前米軍艦ブルーリッジが大阪港南港J岸壁に入港しました。大阪平和委、大阪安保、原水協、非核の会、全港湾阪神などの団体から30人がJ岸壁での抗議行動に参加しました。

入港料100万円は私たちの税金から 最初に、小原孝志日本共産党大阪市議がマイクを握り、「大阪市は1994年の大阪市会『大阪港の平和利用に関する決議』や平和都市宣言の立場に立ち入港を認めるべきではない」と抗議。次に小松正明原水協事務局長などが抗議の演説をしました。最後に大阪平和委事務局長の音頭で入港中の同艦に「今すぐ大阪港から出ていけ」などコールをしました。

 なお前日、大阪安保、大阪平和委など4団体は大阪市に対し「入港を認めるな」という趣旨の要請書を提出。3月18日にその要請書と回答に基づいて交渉しました。

ビキニデー集会に大阪から36人がさンか(2月29日~3月1日)

 3・1ビキニデー集会

 「核兵器のない世界へ!新たな行動を」「核の傘ノー!戦争しない国日本を」を合言葉にして2016年3・1ビキニデーが2月29日静岡市での全体集会でスタート。大阪代表団も登壇して、被爆三世の松尾さんが「若い私たちがこの運動を引き継いでいく」と決意表明しました。

 3月1日は焼津駅前から海外代表を先頭に1500人がビキニ被災者久保山愛吉さんのお墓まで「墓参行進」をしました。
 大阪の参加は36人でした。

原発ゼロを目指し集会とデモ。大阪平和委からも多数参加(3月5日)

 原発ゼロ集会に850人

 3月5日大阪市内で原発ゼロの会・大阪主催の「原発事故被災者と連帯し原発ゼロを目指し、原発再稼働に反対する集会」が開かれました。

 集会では、ふくしま復興共同センターの斎藤富春代表委員が講演。豊富な資料を示しながら被災から5年後の福島の実態を告発し、県民切り捨てと原発再稼働を許さない運動を進めようと呼びかけました。さらに関西に避難している菅野みずえさんが、高浜原発再稼働を許すことは、「(事故が起こって)あなたたちが私のような被災者になることだ」と参加者に警告しました。

 集会後、参加者は、大阪・キタの繁華街を通って西梅田までパレードし、「被災者の切り捨てと原発再稼働は許さない」と沿道の人々に訴えました。大阪平和委からは、中村西淀川事務局長など多数が参加しました。


大阪の青年18人が沖縄連帯ツアーに参加

 大阪青年 沖縄連帯ツアー レポート

大阪の青年18人が沖縄連帯ツアーに参加しました。ツアーレポートを飯田正樹さんより寄せていただきました。

  多すぎる社会の不安や疑問。そのひとつ、沖縄の生の現実を見に行こうと始まった企画。平和委、大阪安保、民青、大教組、大阪労連などが一緒になった。

 教わりたい沖縄の歴史・基地問題。よく学び沖縄料理も食べた。

 さらに参加者増やすため、カンパを集めに行きました。

「やんばるの森」を散策  確定した参加者はみんなの努力で18人、高校生が3人。年齢は10代から30代、職種もバラバラ。

 セスナ機並みの小さな飛行機でなくて良かった。那覇空港に無事到着。1日目は遅い晩ご飯。

 行こう、現地に出発進行! 2日目は大型バスで弾丸ツアー? 高台から普天間基地を見ていたら、オスプレイが1機突然飛び立った。私たちを歓迎したの? 公園には保育園児が散歩中。うるさい軍用機、いつも飛んでる日常茶飯事。

ねん  念入りに計画したから、バッチリ運行? 新基地建設反対・辺野古テントへ。海の綺麗さ、身にしみた。キャンプシュワブ前のテントでは、弁当食べて話聞く、大阪若者にあいさつの依頼あり、座り込みの皆さんに連帯の思い表明。

 大きな基地を後にして、さらに北へ。高江のヘリパッド監視テントへ、若い女性が1人で待機。彼女の思いや現地のリアルな説明、ずっしりと胸にくる。

 聞いていて、涙と驚きがあふれてくる、平良啓子さんの話は壮絶。沈没した対馬丸に乗っていた。6日間いかだで海を漂流した。アニメや絵本になりました。

 ナウシカやもののけ姫など、ジブリの映画に出てきそうな「やんばるの森」を散策。案内は、またまた女性のガイドさん。女性の頑張りすごい。キレイな川に飛び石作ってジャンプで渡る。

若くして亡くなった方々と同じ空気を吸った、識名壕の中ではそんな気持ちになりました。住宅街の中に壕があるとは驚きました。暗くて湿った所に病院施設があったとは。ガイドの男性、熱く語る。

キャンプシュワブゲート前のテントでの交流 対馬丸、子どもを乗せた疎開船。米軍潜水艦に沈没させられ、多くの方が亡くなった。対馬丸記念館で亡くなった子どもたちの写真が戦争のむごさを教えてくれる。

アー あー、アレも、コレもソレも書きたいことが多すぎる。夜の交流会ではみんなの実情、悩みも相談、語り、はげまし、疑問に答える。繋がることの大事さや、未来の希望も見えた旅。来年のツアーに向けて、さらに学んで力をつけて参加者増やしてまた行こう!

(飯田正樹・関西共同印刷所)


天王寺平和委員会第6回総会を開催。学習と新年度役員、運動方針を確認(2月20日)

 38人で天王寺総会

「大坂夏の陣」戦国の世に終止符を打った平和から学ぶ
 
 2月20日天王寺平和委員会の第6回総会が開催されました。総会の講師は、元大阪城天守閣館長の渡辺武さん。近著「戦国ゲルニカ」への関心も高く38名の参加の中で、会員2人と新聞読者1人の仲間も増えました。

 渡辺さんは、「大坂夏の陣図屏風」を映しながら、天王寺にゆかりのある真田幸村「真田丸」はどういう陣だったのか、「大坂夏の陣」とはどういう戦だったのか解説しました。参加者は次々に映し出される屏風絵に見入り400年前の情景が浮かび、悲惨さで胸しめつけられ、目を覆うことたびたび……。渡辺さんのお話に続き、橋本寿美さんが大阪弁で憲法9条を朗読。その後、原省吾さんと石井眞幸さんのアコーディオンに合わせ皆でうたを歌い休息となりました。

 総会では経過報告・新役員・方針を全員で確認しました。「戦後がず~っと、ず~っと続くように戦争法廃止させるまでがんばりたい」との感想文が寄せられました。


今月の言葉―

「大学生は金融業者顧客」

 驚愕するのは、その利用率の高さだ。「平成24年度学生生活調査」によると、全学生のうち奨学金(年利上限3%)を受給する者の割合は大学昼間部で52・2%、大学院修士課程で60・5%、大学院博士課程で66・2%と過半数を大きく超えている。教育を受ける立場である大学生の過半数が、利子を利益とする金融業者の顧客となるとはとんでもないことだ。
(『女子大生風俗嬢 若者貧困大国 日本のリアル』中村淳彦著 朝日新聞出版)